自己紹介をする / 加藤 優

初めまして! 伊勢は外宮前の小さな本屋・散策舎、代表の加藤 優(かとう ゆたか)です。

PILOTに編集・ライターなどで関わらせていただくことになりましたので、あらためましての自己紹介です。

> 本は読むのも選ぶのも書くのも好きです。なにか面白い本ないかな〜という感じで散策しにきてください!

昔から本は好きで、今では自分で本屋をやっているのですが、それはやっぱり家に本がたくさんあって読み放題だったり、街の本屋さんや図書館に気軽に行けたりして、いろんな世界を子供のうちから見せてもらえたことが良かったな、今につながってるなと思います。

ぼくは名古屋生まれなのですが、小さいころにはたびたび伊勢志摩へ連れていってもらいました。

ちょうど遷宮だったりスペイン村ができたりと盛り上がっていた時期で、小学校ぐらいまでは毎年のように伊勢に行っていました。神宮の森のおごそかな雰囲気、名古屋と全く違う方言、ちょっと潮っぽい風、近鉄特急の特別な乗り物感、どれも小さいころの豊かな記憶として残っているんです。

もちろん赤福餅とか、まる天の揚げ物とか、伊勢うどんとか、今でも好きなおいしい食べもののことも、はっきりと覚えています(笑)

> 実家のアルバムからでてきた、名古屋駅で撮った伊勢志摩ライナーとの写真。たぶん幼稚園のころかな…?しっかりと目をつぶっております。

大学時代は4年間を伊勢で過ごしたのち東京で就職。その後また伊勢へ戻ってきて本屋・散策舎を開いたので、ぼくにとって伊勢志摩はなんとなく懐かしい雰囲気のただよう場所なのです。

散策舎は2021年にリニューアルオープンしてから3年とちょっとが経ちましたが、お越しいただける皆さまのおかげでなんとか今も続けることができております。

派手な店では全くないのですが、現代の私たちが読んでおきたい確かな本をしっかりと選んで売っていくという、ストイックなスタイルを評価していただけているようで嬉しいです。

そんなお店は以前に、PILOTで取り上げていただいたことがあります。こちらもぜひご覧ください。

▼ PILOTの記事はこちら

本との出会いを楽しむ街の小さな本屋さん、散策舎

> お店のこだわりについて、かなさんにしっかりと取材していただきました。

紙の雑誌というメディアもだいぶ減ってきてしまった昨今なので、まずはウェブマガジンという形でできることをやっていこう!ということではじまったPILOTなんですが、ぼく自身も他のメンバーも、やっぱりローカルなこと・アナログなものに心惹かれることが多いんです。

そんな私たちの感覚にフィットする伊勢のあれこれを、様々な形でお伝えしていきます!

どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。

▼ 散策舎のインスタグラムもフォローしていただけると嬉しいです!

本屋・散策舎 @baladeur_jp

PILOT edit team