街のみんなの思いを叶えるお花屋さん、entto & grim

 

坂道を少し登り、大きなユーカリの木を右にし、店内へ入っていくと太陽の光が気持ち良いサンルームに観葉植物たちが並んでいる。そしてまた一歩中に進むと、たくさんの彩り華やかなお花たちが出迎えてくれる。



そこは伊勢のお花好きが通うお花屋さん、entto & grim。今回はお店を切り盛りする通称ゆっこさんにお店についてお話を聞いてみました。担当は柳生かなです。

サンルームをくぐり、店内へと入っていく

どのシーズンに来てもかわいい店内のentto(エント)。こだわりが垣間見えるお店の作りや、品揃えですが、どんなお花屋さんでありたいか聞いてみました。


「小さい子からご年配の方まで、どんな要望でも応えられるお花屋さんでありたい。なんでもやりますっていう街の花屋さん。何かを突出した、1番の花屋さんではなく、みんなの期待に応えられるような。誰がみてもかわいいって思ってもらえたら嬉しいかな。」

お花から枝物、またアレンジメントにかわいいカゴも並んでいる

そんなenttoではお花以外にも嬉しいキャンペーンが行われることも。去年の2月には、「春のパンまつり」にかけて「春のカゴまつり」を開催。かわいい大小様々な大きさと形のカゴバックがお花屋さんの壁にずらりと並び、その中から一つ購入するとenttoのロゴが入った白いお皿がプレゼントされるというもの。春の支度に向けて嬉しいキャンペーンだけど、お花屋さんでカゴバッグのキャンペーンをするきっかけは?

「日頃から何か面白いことはないかな~と考えてはいて、この時はお花屋さんのカゴってお値打ちでかわいいけどあまり出回っていない。春に向かうこの時期に、春のパン祭りとかけたキャンペーンをやったら面白いかも!と思って自撮りして画像作って、打ち出しました。」


お花屋さんでは中々出会えなさそうなキャンペーン、でも発想はお花屋さんならでは。実は書き手のかなも白いお皿をもらった1人だったり。

花瓶や季節の雑貨なども並ぶ店内

こういった企画は誰が考えているのでしょうか?

「普段から色々考えては、突発的に企画したりで、思ったら即行動!いろんなことに挑戦しています。何でも自分でやりたい!って思う人間で、企画するのも何かをやり遂げるのも好き。」

早朝2時の仕入れから一日通して働いているのに元気にインタビューを応えてくれるゆっこさん

早朝の仕入れや配達に接客、結婚式の装花もこなしちゃうゆっこさん。行動だけでなくいろんな構想を練っているみたい。

「お花屋さんは閑散期があるから、その期間でも足を運んでくれる何かをしていきたいなと思ってる。突発的にすることが多いけど、続けていくことが大切だと思っているので、人気のものは継続していきたいな。」

お花屋さんにも関わらず、色んなキャンペーンがあるentto。その中でも人気なのが5月から6月にかけて行われる観葉植物フェア。元気になりすぎた子や、ほったらかしにしてしまった子の鉢の植え替えをするキャンペーンで、植物または鉢を購入の方には土代、植え替え代のサービスをするというもの。

お花だけでなく観葉植物も豊富

「これは10年ぐらい続いているフェアで、毎年持ってきてくれるお客さんもいて、思い入れのあるキャンペーン。これは本当にずっと続けていきたいと思っています。」

見て回るだけでワクワクする店内。普段お花屋さんに足を運ばない人でも、おすすめのお花や、通ってみるコツってあったりしますか?

「今の時期なら春のお花がたくさんあるので、たくさんの中からお気に入りの子を一輪でも二輪でも選んでみて、その子を飾って毎日お世話をする。それが気持ちを落ち着かせ、リラックスになるし、おすすめですね!」

取材後かわいいベージュのチューリップをお家に迎え入れました

気さくになんでも教えてくれるゆっこさん。enttoのスタッフさんはお花に囲まれながら太陽みたいな笑顔でお話してくれるので、お花や観葉植物のお世話など、分からないことはスタッフさんに聞いてみるのがおすすめです。

店内入口で集合写真を撮らせてもらいました

旅の方は帰り道にふらっと立ち寄り、一輪お花を選んで、自宅で旅の思い出を振り返りながらお花のお世話をするのもいいですね。

FOLK FOLKから自転車で約10分。徒歩で約25分。

季節に合わせたレッスンも行われてます。

ぜひentto & grimのインスタグラムもチェックしてみてください。


entto & grim

営業時間:水ー月曜 9:30~19:00

定休日:火曜

住所:三重県伊勢市黒瀬町 1256-3

HP:http://www.entto.net/

Instagram:https://www.instagram.com/entto_flower/?hl=ja

 

書き手

柳生かな

 
 


 
Michiya Higashiyama