ここだけの世界、「中谷武司協会」
みなさん、こんにちは。
ヤギュウ ショウです。
今回紹介するのは、中谷武司協会。
このお店があるのは、河崎という街。
江戸時代には、勢田川を使った水運の港がこの街にあり、古くからこの街は問屋街として栄え、「伊勢の台所」と呼ばれていた。
河崎は今でも歴史ある景観が残っている伊勢でも数少ないエリアだ。
引き継がれる河崎の建物
商家や黒塗りの蔵などが並び、今でも問屋街だった名残りが多く残っている。
中谷武司協会の建物は元々は、黒糖を貯蔵するための蔵だったそう。
他にも、築80年ほどの元牛乳屋を改装した民泊をやっていたりする。
河崎以外でも、かつて走っていた路面電車の変電所を改装した工房を作ったりと古物件を活用している。
伊勢のお土産として
ここ「中谷武司協会」には、伊勢の他では見られないオリジナルで奇抜でかっこいいグッズで溢れている。焼き菓子やTシャツ、トートバッグ、ZINEなど多種多様。
これらのグッズは全て、中谷武司氏によって考えられている。
中谷武司氏は、伊勢が誇る画家でありクリエイターである。(詳細はいつかの記事で)
時雨草紙
中谷武司協会初の出版物である。
2022年秋に発行されたこのZINEは、ほとんどが武司氏のアイディア、構成で作られている。河崎や神宮のことや、業務以外のこと。そして、元人生のパートナーで、今は仕事のパートナーである、ゆきさんの農耕のことなどが書かれている。
※ゆきさんについてはこちらのnoteをぜひ読んで欲しい。
(https://note.com/yukiji/n/n895d5f21c7e6)
サトナカ
中谷武司協会を代表する焼き菓子。
これはコンセプチュアルスイーツである。
神様にお供えする「御神饌」をモチーフに作られた焼き菓子で、塩・米・酒といった御神饌に用いられる基本的なものをサトナカのフレーバーにしている。期間限定で檸檬などの味も出ることはある。
(webからの購入: https://satonaka.shop/)
2005年からこの場所でカフェを始め、その後業態を変え、2018年から現在の中谷武司協会の形になった。
何度も伊勢に来ている人、餅に飽きてしまった人、新しい伊勢のお土産を探しにここへ来てみてはいかがでしょうか。
今回取材の対応してもらったのは、黄司さん。彼は店舗の運営やweb製作などを担当している。
「武司はペンギンの散歩のように朝と昼にプールに入りに来ますよ」と話していると、本当に現れた。
「水で体を冷やすと、よく眠れる。」と気さくに話してくれた。
午後3時には仕事を終え、これから晩酌を始めるそうだ。
彼の記事はまた今度。
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中谷武司協会
住所:三重県伊勢市河崎2丁目4-4
電話番号:0596-22-7600
営業時間:10時~18時
定休日:通常は日・月・火曜日
オンラインショップ:https://satonaka.shop/
instagram:https://www.instagram.com/satonaka_cookies/
note:https://note.com/yukiji/
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書いた人
ヤギュウ ショウ