伊勢での一日のはじまりに、パン屋のご飯屋さん「mike」
外宮近くにある「mike」は朝食から遅めのお昼ご飯まで楽しめる、「パン屋麦」のご飯屋さん。古民家を改装した木の温かみが感じられる店内と、季節ごとに変わるメニューで地元の人にも観光客にも愛されるお店。
今回はそんなお店mikeについて、店主の美穂さんにお話を伺いました。担当は柳生かなです。
mikeのお食事
2023年12月12日に、外宮参道にあるパン屋麦の2号店としてオープンしたmike。メニューは麦のパンを中心に、季節により旬なものを使用している。
担当のかな自身も通っており、どのメニューも美味しくておすすめだが、店主の美穂さんにイチオシの2品を伺った。
□悩んだらコレ!ワンプレートでmikeの全てを楽しめる【ブランチプレート】※10時からの提供
カットされた麦のパン数種類に、伊勢志摩特産のアオサを使ったスクランブルエッグ。伊勢の精肉店、荒木田商店の大きなソーセージに、ローストされた旬のお野菜たち。サラダは自家製の柑橘ドレッシングをかけて。mikeを堪能できる一皿。
□食べ応えあるソーセージと季節のお野菜をサンドした【ホットドッグ】
ホットドッグもmikeの顔の一つ。ホットドッグと言えばケチャップにマスタードを連想する人も多いだろう。でもそうじゃないのがmikeのホットドッグ。
肉厚でジューシーなソーセージを麦のコッペパンでサンド。今の季節は新ゴボウもサンドし、トップにはネギとミョウガを。パンの味も全ての素材の味も楽しめる、シンプルだけど味わい深い、mikeにしかないここだけのホットドッグ。
※取材時は4月。季節によりメニュー・食材が変わります。
mikeの飲み物
ドリンクメニューも豊富なmike。フィルターコーヒーやエスプレッソ系のドリンクはもちろん、mikeと同時期に立ち上げたノンアルコールドリンクブランド「omiki」がつくる、オリジナルドリンクも楽しめる。
omikiは食事を楽しむ空間づくりの一つとしてノンアルコールドリンクをプロデュース。お酒を飲めない、飲まない人でも、一緒に食卓を楽しめるようにとコンブチャを菌から培養したり、地元の柑橘を使った自家製のシロップをソーダやお茶で割ったドリンクも提供している。
朝から昼過ぎの時間がメインであるmikeだが、お酒もこだわりのラインナップ。クラフトビールは伊勢市二見町にブルワリーがある「ヒミツビール」や、セレクトされたナチュラルワインも。「朝から飲むってとっても幸せだから。」と、店主の思いが光った取り揃えとなっている。
店内の景色
訪れたらぜひ店内にも注目してもらいたい。
古民家を改装したmikeは無垢の木を基調に、温かみを感じられる設計となっている。また元の造りも生かしており、ボックス席は実は押入れだった。家具も一つ一つmikeのために設計されたもの。
お子さん連れも、友人とも、お一人でも、楽しんでもらえる空気がそこにはある。
伊勢市駅から徒歩7分のmike。観光客にとっては旅のはじまりの拠点としても。
朝ごはんを食べながらその日のプランを組み立ててみたり。
店主の思い
パン屋麦の2号店としてオープンしたmike。2号店としての思いも聞いてみました。
「mikeは麦のご飯屋さん。なので麦があってこそのお店。mikeは麦のパンの食べ方を提案する場でもある。こんな食べ方もあったんだと、楽しみ方の幅をお客さんに提供しています。」
麦からほど近い距離にあるmike。これも伊勢という街を歩いて欲しいからこそ。
「外宮さん周辺は地元の人が行き交う場所でもある。麦からmikeに歩くまでにも本屋さんの散策舎さんもある。もう少し歩いたら神路通りもある。街を歩いてみる拠点にもなれたら嬉しい。」
旅の方も、地元の方も、mikeを朝の拠点に、伊勢の1日を楽しんでみては?
パン屋麦の記事はこちら
https://www.pilot-folkfolk.com/store/panyamugi
店主美穂さんの記事はこちら
https://www.pilot-folkfolk.com/people/panyamugimiho
mike
営業時間:8:00~15:00 (L.O. 14:00)
営業日 : 不定休 ※インスタグラムにて営業カレンダーをご覧ください
住所:伊勢市本町10-12
電話番号 : 0596-72-8142
Instagram:https://www.instagram.com/ise__mike/